2021年11月06日
【坐骨神経痛と大腿神経痛】
今日は腰から足にかけて起こる、2つの神経痛のお話しさせていただきたいと思います。
タイトルの通り、 坐骨神経痛と大腿神経痛と言って、神経の名前も神経痛が起こる場所も違います。
判別はしやすいのですが、一緒にして全て坐骨神経痛と思っている人が多いです。
まず、どちらも神経痛ですが、神経は腰から出て、足の先まで走っています。
その神経が何らかのせいで圧迫を受けてしまい、痺れや痛みが出ることを言います。
その"何らかのせいで圧迫"の何か?というのが肝心です。
①坐骨神経痛…走行部位は、腰椎(腰の上の方から1〜5番)の下の方(4〜5番腰椎)からスタートして、お尻の真ん中とかやや内側、坐骨(椅子に座るときに座面にあたるお尻の骨)、太ももの真後ろ、膝裏、ふくらはぎの後面、足の裏に続きます。
要は腰の下の方からお尻、太ももというふうに、坐骨神経痛は「後ろ側」ですね。
ここが痺れるとか痛いってなったら、ほぼ坐骨神経痛で、その原因となる、神経の圧迫要素は、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、または梨状筋症候群と言って、お尻の奥の方の筋肉によることがほとんどです。
なので、腰椎の下の方やお尻の奥の方への治療を地道にすることで改善します。
②大腿神経痛…この大腿神経は腰椎の2〜3番あたりから出て、お尻の外側から「太ももの前」に回り込んで、スネや足の甲に向かいます。
なので、痺れや痛みもそのエリアに起こります。この、大腿神経の圧迫要素としては、腰椎の弯曲的にヘルニアが起こることは少なくて、腰の上の方の外側にある"腰方形筋"や、お尻の外側にある"中臀筋"といった、「筋肉」による圧迫であることがほとんどです。
なので、治療は腰の上外側の腰方形筋とお尻の外側の中臀筋へのアプローチで効果が出ます。
大腿神経痛の方が坐骨神経痛よりは治りは良い感じがします。
坐骨神経痛も大腿神経痛も、鍼灸治療、瘀血吸圧療法、吸玉治療、ヨーガ療法の組み合わせが効果的です。
清野鍼灸整骨院HP
http://seino-1987.jp/
令和3年11月6日(土)
清野鍼灸整骨院府中センター
院長 吉田卓司 記
【東京・府中 清野鍼灸整骨院 府中センター】
開設記念日 1991年(平成3年)4月6日(土)
場所:東京都府中市八幡町3-3-5 大久保ビル1階
(京王線東府中駅より徒歩3分 旧甲州街道沿い)
院長:吉田卓司 鍼灸学士
はり師 きゅう師 柔道整復師
全日本鍼灸学会認定鍼灸師(第715号)
所属団体
全日本鍼灸学会
日本東洋医学会
日本統合医療学会
日本柔道整復接骨医学会
府中市はり灸マッサージ師会
受付時間(予約優先制):
平日午前9:00~12:00
午後3:00~7:00
土曜午前9:00~12:00
午後3:00~6:00
休診日:木曜・日曜・祝日
電話番号:042-335-3770
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