2018年08月27日
骨粗鬆症
骨粗鬆症とは、骨量が低下し、骨がもろくなって骨折しやすい状態になる疾患です。
骨粗鬆症の原因の1つは加齢です。
高齢になると腸で栄養素を吸収する力が低下します。
一般的に若い頃よりも食事の量が減るので、骨の形成に必要な栄養素であるカルシウムやビタミンD、タンパク質などが不足しがちとなります。
さらに、運動量が減ることも原因の1つとなります。
もう一つの大きな原因として、閉経後、女性ホルモンの分泌が減ることがあげられます。
女性ホルモンは、骨密度の低下を抑える働きがあり、その分泌が減ることで骨密度が急激に減ってしまうことから、閉経後女性も骨粗鬆症になり易い人といえます。
骨粗鬆症では、食事療法と運動療法が中心となります。
鍼灸治療で健康な体を維持し、ヨーガなどで運動し、しっかり食べて骨粗鬆症に抵抗できる身体を作りませんか。(文責:吉田)
※「清野充典の「東洋医学ひとりごと」」保健・医療・福祉に関する最新情報や東洋医学関連のひとりごとを掲載しております
※鍼灸医学・医療等に関して詳しくお知りになりたい方は、「清野鍼灸整骨院」をご覧いただきたく思います。
【東洋医学中心医療機関】
「清野鍼灸整骨院 府中分院」
場 所:東京都府中市八幡町3-3-5 大久保ビル1階
院 長:吉田卓司 鍼灸学士
鍼灸師・柔道整復師
外来専門診療室
鍼灸総合治療室・整骨接骨治療室
(平成3年(1991年)4月6日開設)
鍼灸内科 骨折
鍼灸外科 脱臼
鍼灸整形外科 捻挫
鍼灸婦人科 打撲
鍼灸小児科 挫傷
鍼灸心療内科 スポーツ外傷
鍼灸精神科
鍼灸神経科
鍼灸老年科
鍼灸難病科
受付時間:平日 午前9:00~12:00
午後3:00~7:00
土曜 午前9:00~12:00
午後3:00~6:00
休 日:木曜・日曜・祝日
電話番号:042-335-3770
骨粗鬆症の原因の1つは加齢です。
高齢になると腸で栄養素を吸収する力が低下します。
一般的に若い頃よりも食事の量が減るので、骨の形成に必要な栄養素であるカルシウムやビタミンD、タンパク質などが不足しがちとなります。
さらに、運動量が減ることも原因の1つとなります。
もう一つの大きな原因として、閉経後、女性ホルモンの分泌が減ることがあげられます。
女性ホルモンは、骨密度の低下を抑える働きがあり、その分泌が減ることで骨密度が急激に減ってしまうことから、閉経後女性も骨粗鬆症になり易い人といえます。
骨粗鬆症では、食事療法と運動療法が中心となります。
鍼灸治療で健康な体を維持し、ヨーガなどで運動し、しっかり食べて骨粗鬆症に抵抗できる身体を作りませんか。(文責:吉田)
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2018年08月18日
うおのめ
足の裏や指にできた「うおのめ」に、悩まれていませんか。
うおのめは、鶏眼(けいがん)ともいいます。
表皮の角質が増殖し、楔状になった硬い角質の芯が、皮膚の深くまで入り込んだ状態で、圧力がかかると、鋭い痛みを感じることがあります。
また、足底にできた「うおのめ」の痛みが強い場合、正しい歩行や姿勢がとれずに全身に悪影響を及ぼす場合もあります。
「うおのめ」がおこる原因として、皮膚の新陳代謝サイクルの異常や長期間物理的に圧迫される状況があげられます。
女性では、ハイヒールや細いデザインの靴を、硬い地面の上ではく機会が多い方に、よく見られます。
荷重のかかり方が変わり、足にかかる負担が大きくなるためです。
また、そのようなときは、足の血流が悪くなり、皮膚角質の代謝異常が起こりやすくなっています。
「うおのめ」は、深い場所まで角質が入り込んでいるため、表面を軽く削っただけでは取りきれずに再発しやすい疾患です。
現代医療では、レーザーやフットケア器具で芯を取り除く方法、スピール膏など薬剤を使って患部をふやかして削る方法を用います。
また、漢方薬で体質改善を行う方法もあります。
鍼灸治療では、「うおのめ」がある部分にお灸を施します。
お灸をしたあとは、「うおのめ」の芯が外に押し出されるように皮膚が盛り上がります。
そのような状態になったら、その部分を削ります。
ある程度の時間を要し継続した治療を行う必要がありますが、「うおのめ」周囲の皮膚代謝や血流が改善され、きれいに治すことができます。
「うおのめ」に悩んでいる方がおられましたら、一度、鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか。
(文責:吉田)
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2018年08月06日
月経異常
今回は、月経異常を取り上げます。
月経は、12歳頃から始まります。
成熟女性の月経は、25日~35日周期で、3~7日間持続するのが正常とされています。
月経周期は、脳の下垂体で作られるホルモンと卵巣で作られるホルモンでコントロールされています。
これらのホルモンにより、卵巣内の卵胞が成熟し、排卵が起こります。
子宮内膜は増殖して厚くなりますが、妊娠がなされない場合は、はがれて体外に排出され、出血が起こります。
このサイクルを、妊娠可能な女性は、25日~35日周期で繰り返しています。
思春期や更年期では、卵巣機能が不安定になり、月経周期が不安定になります。
月経周期が24日以内のもの(頻発月経)や39日以上たっても月経が来ないもの(稀発月経)を、月経異常といいます。
出血量が多いもの(過多月経)や痛み・むくみ・精神不安定など月経時の不定愁訴(月経困難症・月経前緊張症)なども含みます。
月経異常は、卵巣・子宮そのものの器質的疾患やホルモンの分泌異常が原因で起こるとされています。
また、過労・精神的ストレス・睡眠不足・食事の不摂生などにより、ホルモンの分泌など身体本来の働きが正常に行われないことで、起こることがあります。
現代医学に基づく治療では、低容量ピルなどのホルモン剤を使用した薬物療法が中心に行われています。
鍼灸治療では、心身の働きを整えることで、正常に月経が行われるようにすることが出来ます。
月経異常は、個人差はありますが、多くの女性が経験する症状です。
ほとんどの方は、何気なく見過ごしたり、鎮痛剤などで対処しているのではないかと思います。
気になる症状があるときは、一度鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
(文責:吉田)
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