2018年06月11日
高齢者の糖尿病
インスリンの作用不足によって血糖値が通常より高くなってしまう病気です。
インスリンを分泌する細胞がアレルギー反応により破壊され発症する1型、遺伝的素因と生活習慣により発症する2型があります。
ほとんどは2型です。
通常、症状はありませんが、著しい高血糖になった場合は、口の渇き、多飲、多尿、体重減少、昏睡などが生じます。
糖尿病が進行すると三大合併症の「腎症」「網膜症」「神経障害」を引き起こします。
糖尿病になる人数は年齢とともに増加しますが、
最近の調査では、60歳を超えると5~6人に1人が糖尿病という結果が出ています。
また、加齢とともに糖尿病性の合併症が多くなります。
高齢者の糖尿病の特徴を以下に挙げます。
・糖尿病の罹病期間(糖尿病になって何年たったか)、それまでの治療、生活様式などによる病状・体力の個人差が大きい。
・膵臓からのインスリン分泌と末梢組織での効き方の両方が加齢とともに低下し、血糖値が高くなる。
・網膜症、腎症や神経障害など、糖尿病性合併症の頻度が高くなる。
・腎臓の働きが低下して、尿糖が血糖値の割に少なくなる。また、薬剤が体内に蓄積しやすくなる。
・体力・筋力が低下し、運動療法に加減が必要になりやすい。また、転倒や骨折の危険が増える。
・低血糖が起こりやすく、かつ低血糖の特徴的な症状(空腹感・動悸・発汗・眠気・視力障害・痙攣・昏睡)が現れにくくなるため、対処が遅くなりがちになる。
・認知機能の低下が起こりやすく、糖尿病の治療に支障の出でくる人が多くなる。
・自覚症状を「年のせい」にして見すごす、あきらめる、家族へ遠慮するなど、治療への意欲が低下する傾向にある。
・それまでの生活習慣を、なかなか変えられない。
鍼灸治療は身体の環境を整え、血糖に対する正しい身体の働きを促します。
併せて適度な運動を行うことも大切です。
ヨーガは無理なく行える運動として最適です。
(文責:吉田)
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Posted by 清野充典 at 09:41│Comments(0)
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