【更年期障害】

清野充典

2022年12月14日 09:44


更年期とは、一般的に45歳から55歳前後の期間をいいます。卵巣からの女性ホルモンの分泌が減少し、月経不順から無月経になる移行期にあたります。

この時、体の中では、卵巣の機能が徐々に減退することにあわせて、特に卵巣から分泌されるエストロゲンというホルモン量の減少がおこります。

その影響が全身に及び、自律神経や精神状態に様々な不調を引き起こすとみられています。

また、この年頃は、生活環境の節目を迎えていることが多く、多くの精神的な疲労が脳に影響し、症状を悪化させていると考えられています。

以上のような、心身を取りまく環境が大きく変化する時期に起こる不定愁訴を総称し、更年期障害と呼びます。

更年期障害の症状は、主に自律神経失調症状と精神症状です。具体的には、ほてり・冷え、消化器系症状、腰痛・肩こり、イライラ・不安・不眠などがあります。

更年期障害は病名診断ではないことから、現代医学に基づく治療を行っている医療機関では、決定的な治療法がありません。

対症療法として、エストロゲンなどのホルモン補充療法、抗うつ剤などの薬物療法が行われます。

鍼灸治療は、全身状態の改善や自律神経の機能向上を目的に、様々な不定愁訴の症状改善を行うことが可能です。

身体症状と精神症状の両面から、症状を診ることができることが特徴と言えます。また、ヨーガを行うことで、心身状態の安定させることも、併せておすすめいたします。  

更年期の症状でお悩みの方は、鍼灸治療・ヨーガ療法を試されてはいかがでしょうか。

清野鍼灸整骨院HP 
http://seino-1987.jp/

令和4年12月14(水)
  清野鍼灸整骨院府中センター
   院長 吉田卓司 記

【東京・府中 清野鍼灸整骨院 府中センター】

開設記念日 1991年(平成3年)4月6日(土)

場所:東京都府中市八幡町3-3-5 大久保ビル1階
     (京王線東府中駅より徒歩3分 旧甲州街道沿い)

院長:吉田卓司 鍼灸学士
   はり師 きゅう師 柔道整復師
全日本鍼灸学会認定鍼灸師(第715号)

所属団体
全日本鍼灸学会
日本東洋医学会
日本統合医療学会
日本柔道整復接骨医学会
府中市はり灸マッサージ師会 


受付時間(予約優先制):
      平日午前9:00~12:00 
       午後3:00~7:00    
      土曜午前9:00~12:00 
        午後3:00~6:00 
休診日:木曜・日曜・祝日  
電話番号:042-335-3770

清野鍼灸整骨院HP  http://seino-1987.jp/

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