2018年02月23日
口内炎と鍼灸治療
1.口内炎とは
口内炎とは、口腔内にできた炎症の総称で、部位別では舌炎・口角炎・歯肉炎などに分類し、性状別ではアフタ性・カタル性・ウイルス性などに分類されます。
最もよくみられるアフタ性口内炎は、再発性アフタとも呼ばれ、直径数ミリの潰瘍(びらん)が発生して口の中がしみて痛む程度から重くなるとしゃべりにくい、飲み込みにくいといった症状が出ることもあります。
10日ほどで自然治癒しますが再発を繰り返すことが多いです。原因ははっきりしていませんが、睡眠不足や疲労、ストレス、不規則な食生活など心とからだの疲れが原因になることがあります。
2.現代医学に基づく治療
ビタミン不足を考え、ビタミン剤(B6やB2)を投与します。口内細菌を殺す目的でトローチを投与することもあります。
3.鍼灸医学に基づく治療
口の内は胃や腸とつながっている消化器に属すため、口内炎は消化器系全般の疲労や不調の現れです。
臓腑の「脾」は消化器系の内臓と関わりが深く、脾は全身の粘膜を整える役割にもなっています。
そのため口内炎には、消化器系の働きを高める治療が必要です。
当院では、内臓の機能を高め、体調を整えることを目的とした治療を行っているため、日頃口内炎ができやすい方の予防にも適しています。
(文責:吉田)
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【東洋医学専門医療機関】
「清野鍼灸整骨院 府中センター」
場 所:東京都府中市八幡町3-3-5 大久保ビル1階
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鍼灸師・柔道整復師
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(平成3年(1991年)4月6日開設)
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