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2018年06月27日

排尿障害


 正常な排尿とは、尿を膀胱に十分貯留することができ、貯留した尿を意図的に支障なく排出できるものをいいます。

 排尿機能も多分に漏れず、加齢の影響を受けます。高齢者の排尿機能の特徴を以下に挙げます。
 
 1.膀胱が萎縮するため膀胱容量が減少し、少量の尿が溜まっただけで尿意が起こり、排尿回数が増加して頻尿となる。

 2.膀胱の弾力が低下するため、排尿後も残尿が生じ、頻尿となる。

 3.膀胱の感度が鈍くなるため、成人では膀胱の半量で尿意を感じるが、高齢者は充満するまで尿意を感じないので、尿意が起きると我慢できず、失禁してしまうことがある。
 
 尿失禁に関して言えば、骨盤底筋の筋力低下も影響します。骨盤底筋には尿道括約筋が含まれます。

 この筋肉が収縮することで尿を溜め、尿意を我慢することが出来ます。

 この筋肉の働きが低下すると、しっかりと尿道を閉めておくことが出来ず、尿が漏れやすくなります。

 排尿障害があるときの多くは、身体に冷えがあります。

 鍼灸治療は身体を温め、膀胱の機能を正常に戻すことに有効です。

 また尿失禁を防ぐために、ヨーガなどの体操で骨盤底筋を鍛えることも大切です。
(文責:吉田)

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  • Posted by 清野充典 at 09:10Comments(0)泌尿器疾患