2017年02月20日
膀胱炎に効く鍼灸治療
膀胱炎は、大腸菌などの細菌感染により膀胱が炎症を起こす病気です。
泌尿器系ではよく見られる病気で、
男性よりも特に女性に多く発症します。
女性の尿道(3~4cm)が男性の尿道(14~18cm)と比べて短く、女性の尿道口は男性よりも肛門の近くにあるためです。
また、女性には生理があるため、湿気の多い生理用品の中で細菌が繁殖しやすいということも膀胱炎を発症しやすい原因となります。
現代医学では、膀胱炎の治療に抗生物質を使います。しかし、抗生物質は、細菌を殺すのと同時に、弱った免疫システムをさらに疲弊させます。
そのため、抗生物質の治療では、症状が繰り返し再発し、なかなか治らないことがあります。
一方、鍼灸治療は、抗生物質の効かないようなしつこい膀胱炎も、速やかに治癒します。
膀胱炎にかかる患者さんは、下腹部や臀部に強い冷えがあります。骨盤内に強い血行不良がおきているのです。
このような時、骨盤の中心にある仙骨部と下腹部にお灸をすると、からだは温まり、骨盤内の血行が良くなります。
からだが温まり、血行が良くなれば、免疫力は高まり、膀胱炎は再発しにくくなります。
体を冷やさないこと、疲れすぎないことが膀胱炎の予防になります。皆様お気をつけください。
また、もし膀胱炎になってしまったときは、鍼灸治療をお勧めします。
(文責:吉田)
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